R-1 ‘17

2台体制で臨む今シーズン

  • 2017.5.23
  • TEXT SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH YUKO KOTESU, YUYA SHIMAHARA

今シーズンの作戦は?
昨年、”BOBLへの道”と題し満を持して立ち上げた本企画。未だに二輪免許を取る気のないディレクター、神保を中心に、年4回行われたレースへ一度もリタイアすることなく完走を果たすことができた。しかし我々はレースに参加することだけを目的としていない。冗談ではなく表彰台の頂上に上がることこそが本企画のゴール。60年代のヴィンテージ・スーパーカブといえど、玄人揃いのレーサーで競うレースの中で、いかにしてDRIVETHRUならではな作戦で勝ち抜いていくかが最大の見所。そんなことも含めて、今シーズンの我々の新たな作戦は、メンバー増員と新たなるマシンの増車!!

TwoCub

新たに加わったゼッケン#90番のマシンは1962年式のスーパーカブ。CD105というセルモーターを備えた希少なモデルをベースに、Animal Boatの手によりカスタムチューン。#50番と同様にスーパーカブ本来の雰囲気はそのままにカスタムしているが、コーナー進入時の挙動を安定させるフロントダンパーやメガホンマフラーを装備。今シーズンを勝ち抜くために両マシンともに大口径のキャブレターを導入!

328A2516+_-

#90番のニューマシンと共にチーム入りしたNYLON編集長、戸川貴詞(左)。80’sホンダをこよなく愛する戸川さんは、シティターボ2に乗ってサーキット入り。右に写る小山田サトルは昨シーズンから活躍中のチーム内1のスタミナ番長。実はこの2人、中学生からの幼馴染。抜群のコンビネーションで上位獲得を目指す!

TURBO的な役目として
これまで20代後半から30代のメンバーで臨んでいたDRIVETHRUチームだが、最年長だった小山田と同い年の戸川が加わり、どちらかというと勢い任せな傾向が否めない昨シーズンに比べ、よりロジカルな作戦立てをする傾向へ向かうだろう。さらにバイタリティも加わって安定したタイムを叩き出すのでないかと見込んでいる。さぁ、次のページでは、今シーズン初戦の模様をお届けしよう。