あり得なくもない?
過去に類をみない大々的なリブランディングを掲げた《ジャガー》。マイアミで第一弾として発表されたコンセプトカー〈Type 00〉は、好くも悪くもテスラのサイバートラックにも負けないインパクトで話題をさらったのも記憶に新しいが、そんな2台の特徴を絶妙にとらえた架空のコンセプトカー《Jaguar Cybertruck》が登場。studio enemyによるレンダリングだが、角ばったサイバートラックお馴染みのシルエットでありながらも、ジャガーがこれから打ち出そうとしているであろう新たなデザイン言語を勝手に踏襲して具現化。フルサイズのピックアップトラックというタフな印象のモビリティを、ロンドンブルーのカラーリングによるエレガントな存在に導いている点がユニークだろう。両者が実際にコラボレーションすることはあり得ない事とは思うが、先進的な要素とエレガンスを兼ね備えたモビリティは、もっとあらゆる角度から世に生まれてきて欲しいように思える。
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