どちらのマシンで出走すべきか?
スプリントを終え、2時間耐久レースへ突入。1台のマシンに2人以上のライダーのチームで行う耐久レース。今回、我々は神保、戸川の2人体制となったため、90番のノーマル仕様のマシンで出場することを決断。酷暑による2人の体力の消耗を考えると、スーパーカブ本来の基本設計に身を委ねて走るべき結論に至った。ちょうどその日の最高気温に達する頃、ル・マン式スタートで2時間耐久が始まった。
チーム内バトルの先へ
酷暑のレースを神保、戸川のミニマムメンバーで立ち向かうこととなった今戦だが、これまでマシンに対する考え方や耐久戦での作戦に至るまで、フルカスタム推奨派の50番ペアとノーマルリスペクトの90番ペアという構図でチーム内バトルを繰り広げてきたわけだが、今回90番のマシンに的を絞って耐久レースを走ってみたところ、より精度の高い走りが可能になったことを実感する結果となった。参戦1年目のシーズンでは1台体制で手も足も出ない状況であったが、昨シーズンから2台体制となり、経験値は格段にアップ。そういったことを踏まえるとチーム内でより協力し合うことが今こそ求められるのかもしれない。さて、今戦の肝心の結果とはいうと、2時間耐久レース17チームのエントリー中、我々は83周の周回数で12位。残り時間30分となったタイミングから発生した点火系トラブルが致命的な順位後退へとなってしまった。ちなみにトップのチームは109周の周回を同時間内で重ねている。その差は26周も!次戦はいよいよ今シーズン最終戦。スプリントと耐久で二つのトロフィー獲得をまだ諦めるわけにはいかない。
次回、B.O.B.L 2018 第4戦は
10月25日(日)白糸スピードランドにて開催
[Place]
白糸スピードランド
〒418-0112 静岡県富士宮市 北山7429−1316
Tel. 0544-54-2707
www.bobl-japan.com