高速サーキットへの挑戦
今回の舞台「筑波サーキット」は、BOBLの中で最もハイスピードな速度域で行われるコース。通常のギア比に比べ、高速域に駆動するよう全てのマシンはチューンが不可欠。ただハイスピードとはいっても、50ccのスーパーカブがベースある故、その速度域は時速100キロに達する程の速度ではない。
昨年、同コースをノーマル仕様のマシンで戦った神保は、高速コーナーのコーナリング精度を高める必要性を痛感し、セパハン&バックステップのレーシング仕様にフルカスタムすることをチーム内に提案。ノーマル派が多かったチーム内では反対の声もあったが、ようやく前回の京都戦でその成果は得られ風向きが変わりつつある。果たして今回どのような結果が得られるのだろうか。まずは午前中に行われたスプリントレース第一ヒートからご覧いただこう。
昨年の高速コーナーでの転倒を踏まえて、戸川はいつもよりもハードなプロテクターを着 ...[more]
そんな暑さ対策として、二人とも首筋に冷えピタを装着。微力ではあるが貼った一瞬だけ ...[more]
30℃を超える気温の中で全身レザースーツ姿に、フルフェイスにグローブとブーツまで ...[more]
3番手のグリッドを獲得した神保であったが、スターティンググリッドにたどり着いた時 ...[more]
後方からのスタートとなった戸川は、まださほど暑そうな雰囲気でない様子。日頃のジム ...[more]
今回も例に漏れずスタートの合図は日の丸のフラッグ。勢いよく振り下ろされ各車、一斉 ...[more]
3番グリッドのスタートだった神保であったが、瞬く間に他のライダーに先を許してしま ...[more]
ノーマルクラスのエントリーライダー24名が一斉に第一コーナーへ駆け込んでいく。筑 ...[more]
スタートを出遅れた神保は、必死に中盤グループにしがみ付いたようにも見えたが、後方 ...[more]
ゼッケン50番の神保は、コーナー立ち上がりからスピードがのらず、敢え無く90番の ...[more]
ホームストレートに入り軽量な神保にとっては有利なセクションではあるが、戸川との差 ...[more]
神保をテイクオーバーした戸川ではあったが、わずか7周の周回数で行われるスプリント ...[more]
真夏の暑さが身に堪えるとはいえ、第一ヒートでまったく調子が振るわなかったゼッケン50番の神保。パドックに戻りマシンの各所を調べてみると、50番と90番のマシンとでは、タイヤの転がる感触がまったく違うのに気づく。調べてみると、リアブレーキがほんのわずかに効いた状態になっていた。どうやらレース直前のエンジンスタート時のキックでキックペダルがマフラーにわずかに接触。つまり、リアブレーキを引きずったまま走り続けていたというのだ。どうりでスピードが乗らないわけである。これも酷暑によるワナなのか第二ヒートへレースは続く。
気を取り直して始まった第二ヒート。またも強運な神保は最前列のグリッドを獲得。一方 ...[more]
スタートと同時に並んだのは、いずれもセパハン&バックステップのフルカスタムを施し ...[more]
完全に折り重なったようにみえるが、この後、真ん中の位置のマシンが一歩、先をいくこ ...[more]
第一ヒートの走りとは打って変わって神保の走りにキレが戻ってきた。それもそのはず、 ...[more]
前を行く52番のマシンを必死で追う神保ではあったが、その距離は簡単に埋まりそうに ...[more]
後方からのスタートとなった戸川は、全力で中盤グループを目指して追い上げる。後方か ...[more]
昨シーズン、同サーキットで感じたノーマル仕様のコーナリング性能の限界はフルカスタ ...[more]
中盤グループへ食い込む戸川。最終コーナーはGを体に感じ複数のライダーと走る時はス ...[more]
周回数が5周を過ぎたあたりから神保が失速気味に。マシンの調子はよいはずだが、猛烈 ...[more]
戸川も同様に、暑さが堪え出したのかペースダウン。わずか7周であるが、暑さが邪魔し ...[more]
途中まで2番手をつけていた神保であったが、終盤で後方からの追撃を許し、4番手でチ ...[more]
レースを終えパドックへ戻ってきた2人が口を揃えていうのは、レース後半の暑さとの戦 ...[more]