Winter is Hot!

DT度、高まる真冬のオープンドライブ

  • 2016.2.3
  • TEXT SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH YUYA SHIMAHARA

今回のショートトリップで我々が感じた正直なフィーリングをグラフィックに落とし込ませてもらった。

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赤いゾーンがパフォーマンスを示す走り。青いゾーンがエクステリアをはじめ、細かなディテールに関するデザイン。グリーンは市街地やロングドライブでの乗り心地を示す居住性。黄緑色が安全性や燃費性能をしめすエコ指数。そして、黄色が相場価格を示すプライス。サーモグラフィーのようなグラフィックをもとにそれぞれの車両のDT度をみてみよう。

 

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HONDA S800(1966)
クラシックなホンダのエンブレムを筆頭に、ヴィンテージならではな細部のデザインをみているだけでうっとりしてしまう。一気にレッドゾーンまで吹け上がるエンジンの一方、一瞬、冷やっとしてしまうブレーキの効きは乗り手を選ぶだろう。ただ乗りこなせた時の快感は楽しさ100倍!こま目なメンテナンスは当然マスト。気になる相場価格は台数が希少ということもあって300万円オーバー。

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HONDA BEAT(1992)
エスハチをLPレコードに例えるなら、BEATはカセットテープ!経年劣化で雨漏り注意の幌は手動でほぼワンタッチでオープン可。低重心のため思いのほか高速巡航での乗り心地は良好。90年代生まれではあるもののエアバック未搭載。中古の相場は程度にもよるがおよそ50万円前後。故障も少なく気兼ねなくガンガン攻めたドライブができると思えば、かなりコスパは高いぞ!

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HONDA S660(2015)
コンセプトカーを思わせるデザインは今なお、新鮮。どこの最新車種もユーティリティーの充実に力を注ぐ中で、手荷物さえ乗らない新車を発表する時点でかなりDT度は高い。しかも幌は、一度、クルマから降りてロールするという突然のアナログ具合がホンダ車らしい。スポーツカーをセンス良く乗るのはややレベルは高いが、S660だと嫌味がなく気軽に楽しめそう。新車価格198万円(税別)〜

 

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今回、我々がショートトリップしたルートは(若干のズレはあるが・・)Pintarestより追跡できるぞ!

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SPECIAL THANKS : HONDA, SHINTARO ISOYAMA, TAKASHI TOGAWA, THE PACIFIC GARAGE, HIROAKI KOUNO