Caravan Tokyoに向けた新たなDRIVE THRU仕様のルーメット制作が始まった。まずは前回のTokyo Mobile Lifeで完成できなかった浴室部分をどのように仕上げるかが、最初の課題。そこでルーメットの開発者のクロコアートファクトリーの徳田さんに相談したところ、居住スペースに水が進出して来ないように浴室エリア専用のFRPのフロアパンを作ってくれることに!しかも本来ならば本社工場のある相模原へルーメットを持ち込むべきところを、青山の地で徳田さん自ら作業してくれることになったのだ。
PHOTOGRAPH: YUKO KOTETSU, TEXT: SHOGO JIMBO
平日の午前中の青山は、思ってたほど人通りは少ない。お昼になった途端、一気に人が増え出す。
ヘスースさんの渾身の力作ともいうべき、ウッドシェルフや間仕切り壁は、すべて取り外すことに。重量級の合板を使用していたので、ルーメットに負担がかかりすぎていた。とはいえ、そのアイデアを受け継ぎ、野本さんがより完成度の高いものに進化させてくれることでしょう。
最新の図面はこのような感じ。まだまだ変更の余地はありそうだ。
ほんのわずかな時間でFRPの骨組みを仕上げるルーメット開発者の徳田さん。もともとカーデザイナーとして活躍されていたこともあり、モデリング作業で培った技術を駆使すればこういった作業はお手の物なのだろう。
徳田さんのキレのある手際のよい作業に、終止みとれたままのDRIVE THRUチームの2人。