R-4 ’17

激闘チーム内バトル!

  • 2018.3.14
  • TEXT SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH YUYA SHIMAHARA

熾烈なバトルのはじまり
午前中に行われるスプリントレースは、ノーマル50ccクラスへゼッケン50番に神保、ゼッケン90番を戸川がエントリー。スプリントレースは毎戦2ヒートが行われ、最初のヒートの順位でAクラスとBクラスとへ分けられる。この日は悪天候のため、当初は1ヒートのみのはずだったが、第1ヒートが行われた時点で安全が確認され通常通り第2ヒートが行われた。第1ヒートでは、神保と戸川と共に本命の2時間耐久レースに備え、探り探りの無理のないセーフティドライブに徹していたが、第2ヒートでは、そんな悠長なことは言ってられなくなくなった。なぜなら、夢にまでみたトロフィー獲得が目前にまで迫っていたから。では、その一部始終をみてみよう。

未だチーム内で無転倒の神保は、実のところ毎レースで転倒の恐怖と戦っている。そんな神保の心配をよそに雨脚は次第に強くなっていく。