Upgrade
by Bespoke

BEATをビスポークにアップグレード

  • 2016.3.11
  • TEXT SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH YUYA SHIMAHARA
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フラット素材とパンチング素材のultrasuede®を使って、シートとドアパネルをビスポーク。シートのホールド感はもちろん、プラスチッキーなBEATならではな雰囲気をより上質にするため、同色のスエード素材を使ってアップグレードするのが今回の目的。

これは何をカットしているかお判りいただけるだろうか?実はシートヒーターのベース素材。デザインによって自由にカットできるという。それもナイスだが、我々のBEATにはシートヒーターが備わることに!真冬のオープンドライブが鬼に金棒に!

これは何をカットしているかお判りいただけるだろうか? 実は、シートヒーターのベース素材。デザインによって自由にカットできるという。それもナイスだが、我々のBEATにはシートヒーターが備わることに!真冬のオープンドライブにとっては、鬼に金棒的な装備!

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(1).型紙をもとに新しい生地を1つ1つ泉さんが丁寧にミシンで縫製。(2).シートカバーの原型が完成。これからシートのベースに組み込ませていく。(3).シートカバーの間に耐火性の特殊なスポンジを挟んで各所にピンを打ち付けていき、カバーを取り付け。(4).シートのベースに皺なく固定できるように馴染ませていく。(5).ドライバーシートの座面が完成。みよ、この完成度の高さを!20年近く前のシートが、新車を上回る出来で復活。

BEATをiS.MEの工房、奥に移動。完成したシートはここでアッセンブリーされる

BEATをiS.MEの工房、奥に移動。完成したシートは、ここでアッセンブリーされる

サイドパネルをスエードに

(1).サイドのドアパネルの加工へ。今回、最も手や腕が触れてドライビング時に視界にも入る上段のパネルと同色のスエードを貼付け。(2).ultrasuede®を貼付ける表面部分をサンダーで研磨。接着の乗りをよくするためだ。(3).伸びのある特殊な糊を使って、裁断済みの生地をパネルに丁寧に貼っていく。何度も、位置を確認しながら少しずつキレイに施工。(4).スエードがパネルに融合。ぱっと見、その違いは分かりづらいが、手触りの良さが格段にアップグレード。(5).サイドパネルが完成したら、実際にドアに取り付け。ドアのノブがつくと完成度が、一気に高まる。

(1).サイドのドアパネルの加工へ。今回、最も手や腕が触れてドライビング時に視界にも入る上段のパネルと同色のスエードを貼付け。(2).ultrasuede®を貼付ける表面部分をサンダーで研磨。接着の乗りをよくするためだ。(3).伸びのある特殊な糊を使って、裁断済みの生地をパネルに丁寧に貼っていく。何度も、位置を確認しながら少しずつキレイに施工。(4).スエードがパネルに融合。ぱっと見、その違いは分かりづらいが、手触りの良さが格段にアップグレード。(5).サイドパネルが完成したら、実際にドアに取り付け。ドアのノブがつくと完成度が、一気に高まる。

(1).純正シートに装備されていたシートベルトのベルトループをスエード生地でシンプルに復元。デニムパンツみたいにスタッズボタンを取り付け。(2).完成したシートを、いざ、BEATへ!(3).BEATはオープンカーなので、取り付け作業は比較的しやすいかも!?。(4).シートベルトのベルトループをシートへ固定。(5).無事に両座席のシートがマウントされ、シートベルトのベルトループも完成!

(1).純正シートに装備されていたシートベルトのベルトループをスエード生地でシンプルに復元。デニムパンツみたいにスタッズボタンを取り付け。(2).完成したシートを、いざ、BEATへ!(3).BEATはオープンカーなので、取り付け作業は比較的しやすいかも!?。(4).シートベルトのベルトループをシートへ固定。(5).無事に両座席のシートがマウントされ、シートベルトのベルトループも完成!

シートが完成!画像、右からiS.ME代表、泉さんと全工程、丁寧な仕事をみてくれた中村さん。納得のいくお仕事で出来たご様子で、DTチームも嬉しい。

iS.ME代表、泉さん(右)と全行程、きめ細かい丁寧な仕事をみせてくれた岡本さん(左)。お二人の手際良い仕事でビスポークなBEATへとアップグレード!納得のいく仕事だったご様子で、DTチームも嬉しい!

3ページ目では、いよいよビスポークにアップグレードしたBEATをご覧いただこう!