ADDress
Wagon

アドレスホッパーを
繋ぐマルチワゴン

  • 2019.11.28
  • TEXT SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH MIE NISHIGORI

多拠点生活を可能に
月額4万円で日本全国の登録物件を舞台に多拠点生活を可能にするADDress(アドレス)というシェアサービスがある。ほとんどの登録物件は、使われなくなった別荘や空き家などを対象に、主に4LDK以上のスペースを快適に滞在できるよう、ADDressが程よくリノベーションを施し、居住空間と仕事場を兼ね備えたCo-Living(コリビング)を作り出している。そんな画期的なサービスをより活性化させるべく生まれた「ADDress Wagon」を紹介しよう。

Illustration : TEPPEI NOMOTO

アドレスホッパーの存在
そもそもクリエイティブな移動をテーマに掲げる我々にとって、ADDressの取り組みは日本全国を活動拠点に変えることのできる絶好のプラットフォーム。そんなADDressのサービスを十二分に味わっているのは固定の住居を持たず多拠点生活を実践する“アドレスホッパー”とよばれる存在だろう。今回、我々はアドレスホッパーをはじめ、関東近郊の物件の移動を気軽に繋ぐためのマルチユースモビリティを提案。まず我々がベースに選んだのはメルセデスベンツのコマーシャルバン、スプリンター。世界中でVan Lifeなどで親しまれている車両だが、ここではバンの中で暮らすほど大掛かりなものではなく、あくまで大人7人が快適に移動でき、そしてマルチに使えるワゴンという用途が強い。では詳細をみていこう。

ルーフサイドの愉しみ
どんなに退屈そうな物件であってもウッドデッキやバルコニーがあれば、魅力的な物件になるだろう。そんなウッドデッキの居心地の良さをヒントに、スプリンターのルーフへ大人が2人は安心て乗れるように強靭なルーフキャリアをワンオフにて設計。アルミとステレンスを駆使した特注フレームと最新エコ素材のボードをデッキに使用し、できるだけフラットな構造へ。さらにルーフへ登るためのラダーには超軽量なアルミで専用設計の。存在感ある大きなアールとその幅は、プールサイドの梯子を彷彿とさせるデザインにまとめている。例えば、ルーフデッキにビーチチェアをおいて日光浴や読書を楽しんだり、あるいはテントを張ったりと使い方はあなた次第。まさにプールサイドならぬ、“ルーフサイド”として愉しみたい。もちろん、ルーフサイドでスカイプミーティングなど仕事に使っても良いだろう。

新たな生活スタイルのはじまり
ADDressのサブスクリプションサービスの中には光熱費やwifi、家具やアメニティーまでも含まれており、基本的に手ブラで向かって予約した物件には最大7日間も滞在できる。常に多拠点生活を実践するアドレスホッパーまでは極端な話かもしれないが、家族で(登録者の一親等まで利用可)過ごす週末の目的地や、リーモトワークの拠点など利用方法は様々といえる。詳しくは公式サイトよりをチェックしてもらえたらだが、どんな用途にせよ常にフットワーク軽く移動できることは最大の魅力。そういった移動に公共交通を使うことはもちろんだが、クリエイティブな移動手段としてADDress Wagonがより活気づける役割を担ってくれることを願いたい。ぜひADDressに登録された暁には利用してみてほしい。

ADDress
月額4万円からの定額制
全国どこでも住み放題の
多拠点コリビング(co-living)サービス
https://address.love

Direction:SHOGO JIMBO|Design:TEPPEI NOMOTO (NOMOTO SEKKEI)|Building:IS.ME (Ultrasuede), OHTA SANGYO (Roof Carrier & Rear Ladder), THREETHIRTYEIGHT INC. (Mortex & more)|Special Thanks:ADDRESS, ATSUSHI BEPPU, BACKPACKERS’ JAPAN, CARDROBE, MINGU MOKUHEI, MUSASHI, RYO OKAMOTO, SEIYA UETANI, TAKAHASHI PRODUCE, TORAY, YOMIKO