ミニマムメンバー4人
2人の負傷者を出した第2戦から1ヶ月も経たずして迎えたBOBL第3戦。小山田と嘉義の転倒による脚の怪我はまだ回復の見込みはなく、我々は神保、岡本、戸川、土屋の4名の2チーム体制で挑むこととなった。今度の舞台は本格的GPレースも行われる筑波サーキット。中でもショートコースにあたるコース1000は、いつもの白糸スピードランドとコース長こそ1kmと同じだが、整備の行き届いたフラットな路面と四輪のレースも行われるため、コース幅がいつもより倍。それにアップダウンのない極めてフラットで見通しがよくこれまでとコース状況とはかなり異なる。また長いホームストレートから長く続くコーナーはアクセル全開のハイスピードな速度域でのレースになることが、事前の練習走行から判明していた。そこで2台のマシンにはハイスピード用のギアに変更。梅雨明けしたばかりで蒸し暑い真夏のレースに備え、我々は朝早く筑波を目指した。
The Way of the BOBL