我々にとって初めてのレース企画は、ヴィンテージ・カブで行うレースイベント「BOBL」への参戦。前回お伝えした通り、あっという間にベースのマシンは仕上がり、その後、シェイクダウンを兼ねた事前の練習走行には、何とかレギュレーションに沿った革ツナギの入手に成功。サイズがかなりタイトすぎるのは仕方ないとして、デットストックのナイスな1着をゲット。さらにゼッケン番号もニュートラルなスタンスを尊重する我々を表現すべく、フィフティーフィフティーにちなんだ「50番」に。これで準備万端! 初戦は絶好の晴れ舞台になりそうだと想像していたところ・・・
そんな期待とは裏腹にレース当日の天気は雨・・・
レースが行われる白糸スピードランドは、天気が良ければホームストレートから見事な富士山をみることができる。だが、当日は終日、雨雲に富士山は覆われたまま。とはいえ、今年、最初のBOBLラウンド1は予定通りに決行。レース経験はもとより自動二輪の免許さえ持たないディレクターのわたくし神保を中心としたDRIVETHRUチームは、頑なセーフティードライブに徹する作戦を展開。ウェットな路面で、無理をしないという姿勢を貫きつつも「果たしてコレはレースなのか?」という自問自答を繰り返しながら、短距離スプリントレースと2時間耐久レースを無事に完走。高速マシンに終始、抜かれっぱなしという“ウサギとカメ”とも言うべきレースを身をもって体感。ただ、カメはカメのままであったことは言うまでもない。では、その一部始終をご覧いただこう。

我らがDTカブである64年式のホンダ・スーパーカブ(C100)は、保安部品やレッ ...[more]

#50は、フィフティーフィフティーな我々のスタンスを表現すべく番号をセレクト。グ ...[more]

マシンオーナーでもあるLEI SURF DESIGNのプロサーファー、石坂健は、 ...[more]

レースの車検にクリアしたにも関わらず、さっそくエンジがかからないDTカブ。その奥 ...[more]

マシンをチューニングするように、ピストンレバー式のヴィンテージ・エスプレッソマシ ...[more]

Deus Ex Machinaの最新マシンもウォーミングアップ中。ブラックのボデ ...[more]

出走マシンのエンジンも暖まったところで、サーキット内でフリー走行開始。

白糸スピードランドは、コースの全貌が一望に見渡せて見ているだけで楽しくさせる。

一通り準備が整ったところで、ライダーズミーティングとスターティンググリッドの抽選 ...[more]

最終コーナー近くでオイル漏れを起こしたマシンが発生したため、走行注意とアドバイス ...[more]

スターティンググリッドに並ぶ神保。スタート目前の緊張感はたまらないものがある。こ ...[more]

続々と出走するマシンたち。どのマシンもレトロであっても古臭さは感じさせない。

上級者のエキスパートになってくると、コーナーへの進入速度が明らかに異なる。

早速、周回遅れになる神保。割と、スピードは乗ってきたと思ってるのは自分だけ!?

ウサギとカメの亀さんを思わせる1枚。背中にしょってるのは、甲羅ではなく、レギュレ ...[more]

初参戦の短距離スプリントは、堂々の最下位・・・。ガチンコレースの最中に、フォトグ ...[more]

次の耐久レースが始まるまでは、モバイルカフェレーサー「ToGo.」にて、しばしの ...[more]

バリスタ土屋さんにレースの結果を報告すると、耐久レースへの目覚めのショットとして ...[more]

さぁ、次は2時間耐久レースへ。DRIVETHRUの走者は、神保に加えて、小山田サ ...[more]

耐久レースのスタートは、ルマン式スタート。ライダーは、クラウチングスタートで、ス ...[more]

ゼッケン50番のDTカブ。小山田さんがルマン式スタートをサポート。

まだサーキット上で、いい所を発揮できないので、どうにかルマン式スタートだけでも成 ...[more]

スタート寸前の一瞬の静けさが、絶妙な緊張感と共にアドレナリンを分泌させてくれる! ...[more]

ドンー!!!

マシンをめがけてダッシュー!

もみくちゃになりそうだが、キレイに各ライダーは、マシンに跨がりスタート!

エンジンの始動は、ライダー自ら押しがけ。

くじ運のよかった我々は、前から3番目の位置でのスタートだったが、後続車両は、まず ...[more]

勢いよく飛び出すマシンたたち。さぁ、これから2時間のレースが始まる。

長丁場のレースが始まったということで、モバイルカフェレーサー「ToGo.」の周り ...[more]

スプリントレースに続いて、マイペースな走りを見せる神保に指示をおくる小山田さん。 ...[more]

ピットに戻ってきて、すかさずライダーチェンジ。

神保に代わって小山田さんが出走!奥さんのマミさんと娘さんのヒカリちゃんが送りだす ...[more]

やはりバイク歴が長いだけあって小山田さんのタイムは、神保より遥かに速い!コーナー ...[more]

凌ぎを削るレースの中「ToGo.」では、淹れたてのエスプレッソの香りに包まれてる ...[more]

BOBLの上位入賞者は、岡本太郎の太陽の塔ではなく、その奥にみえるカブのピストン ...[more]

晴れてる日は、ホームストレートから見事な富士山をみることができる。この日は終日、 ...[more]

小山田さんから再びバトンタッチし、しばらく走っているとマシンの異変に気づいてピッ ...[more]

どうやらガス欠だったようで、ガソリンを給油!

各車マシントラブルや接戦のドラマをみせながらも2時間耐久は続く。

程なくして、チェッカーフラッグ! 2時間耐久レースは終了。

初参戦にして2時間を2人で走破するのは、なかなか集中力の限界に挑戦するようなもの ...[more]

全レースを終えて表彰式へ。驚くべきことに、スプリントクラスでは最下位であったもの ...[more]

優勝を手にしたのは、アニマルボートの武笠さん。いつの日か、あのピストンをモチーフ ...[more]