アルミパネルをリベットでつなぎ合わせたレトロフューチャーな佇まいの『Katalis EV.500』は、インドネシアのジャカルタを拠点とするデザインスタジオ<Katalis(カタリス)>がデザインしたエレクトリックモーターバイク。インドネシアのローカルブランドのeモビリティをカスタムビルドしたこの1台は、往年の戦闘機をデザインソースにしているとデザイナーのJulian Palapa(ジュリアン・パラパ)はいう。一般的にプラスティッキーな質感の多い昨今のモーターサイクルだが、大胆にもメタルボディを採用し、計器類に至るまでレトロな雰囲気でスチームパンクを彷彿とさせる。建築家というバックボーンを持つジュリアン曰く、日本のストリートを意識しながらも次世代テクノロジーとの融合を目指したとのこと。我々は最初に画像をみた際、巧みなレンダリング画像かと思い「実在するのか?」と失礼なメールをしてしまったが、すぐに彼らより「もちろん!」と返事が返ってきた。そんな無礼の埋め合わせとしても、いちはやく東京の街を一緒に走れる日を期待したい。
Katalis Co
instagram @katalis.co
Youtube Katalis EV.500