本企画、Motorcycle Diariesを立ち上げて数ヶ月。季節は夏を通り超して秋。むしろ、冬・・・。本当だったらすでに大型自動二輪の免許が取れていてもおかしくない頃だが、まさかの戸川さんの骨折劇(ご心配なく大事には至っておりません)が初夏にあり、気がついたら11月になってしまったのだ。
そんな中、DRIVE THRUでは編集部のスタジオに置き去りになったV-Maxをカスタムしてくれるとっておきの逸材を見つけていた。スピードトラクターのマットさんだ。本日は戸川さんと共に、V-Maxをスピードトラクターへ持ち込むため、まずはバネオに積み込まなくてはならない。ヘビー級のバイクのため、心配なのでマットさんに応援をお願いしたのだった。
PHOTOGRAPH: YUYA SHIMAHARA, TEXT: SHOGO JIMBO
長らく編集部のスタジオに置き去りになっていた戸川さんのV-Max。大柄なマットさんがV-Maxと並ぶと普通サイズに見えてしまう。
DRIVE THRUサービスカーのメルセデスベンツ・バネオに、マットさんにお借りしたスロープをセット。慣れた手つきでアッという間にV-Maxが積み込まれる。
セカンドシートを取り外したバネオのラゲッジスペースにすっぽりハマるV-Max。まるでV-Maxを運ぶためにデザインされたような設計だ。
DRIVE THRUチームでV-Maxの積み込みをしていたら、おそらく倍の時間がかかったに違いない。恥を忍んでマットさんにヘルプをお願いしてよかった。
スタジオから30分ほどで、スピードトラクターに到着。環八の区民プラザ入り口の交差点のすぐ近く。
バネオからV-Maxを下ろす際は、さすがに簡単ではなかった。200kgオーバーの車重の重力を感じながら3人掛かりでスロープをゆっくりと積み降ろし。
左から、スピードトラクターのマットさん、NYLON JAPAN編集長の戸川さん、DRIVE THRUディレクター神保。初めてV-Maxのカスタムを行うというマットさん。どういったコンセプトで行うべきか大まかなアイデアを出し合う3人。あくまでロードトリップできるバイクであることや、一番大事な予算感についても話合い。
ある程度お互いにイメージが湧いてきたところで、次はマットさんからV-Maxのデザインスケッチをあげてもらえることに。どんなデザインプランがあがってくるのか楽しみだ!