COMMUNE246オープニングイベントで鮮烈な記憶を来場者に残したYOTTAが、またも燦然と輝くデコセンチュリーに乗って再び登場。
PHOTOGRAPH & TEXT: YUKO KOTETSU
デコセンチュリーのダッシュボードには先日受賞した岡本太郎現代芸術賞の賞状を発見!賞を受賞してから、通りすがりの人に、格段と声をかけられるようになったそう。岡本太郎のフィギアがきっと「芸術は石焼きイモだ!」と言ってるに違いない。
ボンネットにキラリと光るエンブレムは熊にまたがる金太郎=坂田金時。彼らが焼き芋として使うサツマイモ「鳴門金時」の名の由来でもある。
リアのトランクの上から突き出た竹槍マフラーは、飾りではなく釜の煙突の役割を果たしている。煙と共にどこか懐かしい石焼の匂いが青山通りに広がり始めると、そろそろ焼き上がりの頃か?
時刻は19時すぎ。青山界隈の仕事帰りの方が多くなる。多くのショップが立ち並ぶ中でも、デコセンチュリーがひときわ存在感を放つ。おなじみの「い〜しや〜きいも〜♪」の歌もヨタの手にかかると未来的サウンドに。とにかく、目立ちまくりです。
不思議なヤキイモソングに誘われて思わず足を止めてしまう人は数しれず。まず見た目に驚き、そして石焼きイモが買えることにも驚く。そのまま匂いにつられて1つ注文してしまうのだ。食べてみると、甘くて柔らかい金時芋に虜になってしまうのは言うまでもない。お客さんの中には、アドトラックでCOMMUNE246前まで乗り付けて本当に “ドライブスルー” するリピーターも出現!
そんなこんなで初のヨタ・チューズデーは、無事に石焼きイモ、完売につき終了となったのだった。