アメリカのオバマ大統領が歴史的な訪問を果たし、ローリングストーンズがフリーコンサートを開催した3月下旬。今住んでいるポートランドから初めてキューバの首都ハバナを訪れた。ハバナと言えば、多くのクラシックカーが今も現役で走る街というイメージどおり、アメ車やロシア車を中心に年代モノの色とりどりのクルマが街を行き交っている。
クルマに詳しくなくても、見て、乗ってワクワクするのだから、クルマ好きならなおさらだろう。今回、DRIVETHRUからのミッションを受けていたこともあり、着いた翌日からたくさんシャッターを切った。とにかくハバナはフォトジェニックな街。最近のクルマのタクシーも走っているが、クラシックカーの方がずっと多い。ベースは当時のまま、中身は現代の仕様に置き換えて走っているクルマも多いそうだ。
カーサ・パルティクル(民泊。今回泊まったところは1泊15ユーロ=約1800円)で同部屋だったドイツからの旅行者は、メキシコのカンクンはアメリカからの観光客と資本が押し寄せてこの5〜10年で大きく変わったと話す。変わっていくものと、これからも変わらないもの。果たしてハバナはどうだろう?