栄光の地へ再び
デューンバギーの Meyers Manx（メイヤーズマンクス）が、3Dスキャンを駆使して復刻したデジタルリマスター版のボディキットのマシンで＜NORRA 1000＞のサファリクラスを完走。NORRA 1000とは、世界屈指のデザートレース＜BAJA100＞の前身にあたるメキシコ・バハカリフォルニアで行われるラリーのこと。そんなラリーとMeyers Manxとは、切っても切れない縁がある。かつてデューンバギーの生みの親、故ブルース・メイヤーズが、1976年に行われた第1回「NORRAメキシカン1000ラリー」へデューンバギーを投入し、大差をつけて１位を獲得。当時、その偉業を知った世界中のオフローダー達のチャレンジ精神に火をつけたと同時に、Meyers Manxの存在を世界に知らしめた伝説のラリーといえる。今回のラリーでは、一部、合成燃料を使って走行したとのことだが、EVとなったマンクス2.0で参戦する日も、そのうちやってくるのではないだろうか？ぜひ、その時は現地にてリポートしたい。