昨日の小春日和と、打って変わって本日は、冷たい雨・・・。CARAVAN TOKYOの車内では、最後の詰め作業が続いている。トイレやシャワーの配管周りや電気周りの設備が終わり、照明などの調整やカーテンレールの取り付けだ。
PHOTOGRAPH: YUYA SHIMAHARA TEXT: SHOGO JIMBO
午前中から降り続く雨。Mobile Showcase用のテールゲートのルーメットも納車後はじめての雨に打たれている。
車内の電気設備の大半は整い、残るは最終的なレイアウトだ。客室とバスルームのドアは、まさにこれから設置される。
ルーメットの車内では、慌ただしい作業が続くので、トレーシングペーパーの民具木平オリジナル・シェイドはまだ取り付けられていない。炬燵(こたつ)コードだけでも雰囲気があってよい。
アキバで材料を調達したオリジナルのトグルスイッチの取付けも完了。居心地のよい空間を目指す中で、ヴィンテージカーのようなクルマのエッセンスも感じてもらいたい。
続いてカーテンレールの取り付け。どこかボードゲームの駒みたいなカタチのパーツは、カーテンレールのステイだ。
ステイを窓の上下に等間隔に取り付けアルミパイプを通せば、カーテンレールが完成。CARAVAN TOKYOのルーメットは、両面採光のとれる巨大なガラス窓を両面に備える。そのためカーテンはプライバシーを守るマストアイテム。当初はキャンピングカー用のカーテンを採用するか最後まで検討を繰り返したけれど、最終的には最もプリミティブな仕様を選んだ。