The
One Moto
Show 2017

ザ・ワン・モト・ショー 2017

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  • 2017.2.22
  • TEXT TAKESHI OKUNO, SHOGO JIMBO
  • PHOTOGRAPH TAKESHI OKUNO

ポートランド発のモーターサイクルショー
毎年2月にアメリカ・オレゴン州ポートランドで行われるカスタムモーターサイクルイベント『The One Moto Show(以下、ワンモト)』が、今年も2月10日から12日の3日間で開催。8年目を迎える今年は17,000人を超える来場者数を記録。(我々が取材しているここ数年だけを見ても、毎年スケールアップしている印象!)
一方、まだ小規模だった頃のDIYテイストなスケール感を大切にして、今でもエントランスフリーやバイクの出展料がフリーなのは、その証といっていいだろう。※エントランスで寄付金は受け付け中

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イベント初日の金曜の夜。カスタムモーターサイクルを筆頭に、ヴィンテージバイクやコレクタブルなオートバイが勢揃いした会場は、ポートランド内外からやってきたモーターサイクルヘッズたちの熱気であふれていた。

一見、ワイルドそうなカスタムモーターサイクルのイベントでも、週末は親子連れの姿も多く、誰にでもウェルカムなのが “ワンモト” の特徴。美しいパーツやディティールへのこだわりや、それぞれ異なったカスタムへの価値観、さらにヴィンテージに対する趣など、アートやクラフト文化に感度が高いポートランドの人々を魅了してやまない。

インダストリアルな雰囲気のウエアハウス
今年の舞台となったノース・ポートランドにある大きな2階建てのウエアハウス。過去最大級の会場を選んだのは、去年より更に数十台増えた展示車両やポップアップショップの出店数に合わせて、十分な広さが必要になったことと、入場待ちの列を長くしたくなかったという配慮からとのこと。2年ごとに会場を変えることにしているのは、マンネリを良しとしない彼ららしい姿勢。

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2フロアの会場を使って展示されたバイクの数は約164台。“約” というのは、ビルダーの中にはエントリーした1台以外に密かにもう1台、忍び込ませていたビルダーがいるからだそう。その辺りはなんともイージーゴーイングなノリだが、そんな1台もきっとビルダー自慢の1台だったに違いない。会場の広さを活かし2階の一角ではミニバイクのレースも開催。13歳以上なら誰でも参戦可能で、MCの呼び掛けに応じて大人からティーンまで、まるでマリオカートをプレーするくらいの気軽さでレースを楽しんでいた。ハッスルし過ぎて転倒する者も続出するなどデッドヒートを繰り広げて、コースを囲むオーディエンスに笑顔が広がる一面もあり。最もワンモトらしい一体感に包まれていた。

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